4速ミッションのトップカバーには・・・・

6月後半、そろそろ本格的に梅雨っぽくなってきましたね。

これからの時期、 梅雨や夏場の夕立で急に降られる事もあると思いますので、今回は雨の日の注意事項  「ミッション編」 をお送りします。

ロデオ号の多くの皆様は4速キックのトランスミッションを搭載されていると思います。 4速ミッションのトップカバーってオイルタンクの下にあるし普段は気にしませんよね?  二枚目の写真を見て頂くとトップカバーのキック側に頭が少し飛び出しているボルトがあると思います。

このボルトは「Gear Box Vent Screw」 といって中身が中空になっていて頭の横に2mm程度の穴が開いています。 名前の通りミッションのケース内圧を抜く為にある部品です。

ただ、これが雨の時には少し悪さをします。 このベント穴から逆に水が侵入してしまう場合があるんですよね。 軽く濡れる程度では心配いりませんが、激しい夕立や長時間雨の中を走ってしまうと水の侵入は免れません。必ず後でミッションオイルの点検を行って下さい。 もし水が入っていればオイルは白っぽく乳化してしまいます。そんな状態のオイルではもう役には立ちませんので必ず早めに交換する様にしてください。

それとミッションオイルをやたら多く入れちゃう人!  ここからオイルが吹き出しちゃいますからね。 トップカバーにオイルが溜まってる!!??  何故だぁ! って人。 オイルの入れすぎが原因です。

こんなオイルの状態で走ってたらマズイですよぉ。

オイル交換は早め早めにするに越したことはありません。
もちろん皆様、ミッションオイルの適正油面、ご存知ですよね?
日頃のメンテナンスは怠らず宜しくお願い致します。 

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