ツーリング途中で突然、鈍い衝撃の後、4速にギヤが入らなくなった。との症状。
車両はハーレーダビッドソンのXL1200S。
車両を引き取りに伺い工場に入庫したので早速、プライマリーカバーを外して分解点検。
破損後になんとか走れたので自宅まで自走してしまっていたらしいので、その影響がケース本体に無ければと懸念していましたが大丈夫そうです。 取り敢えずは一安心。
破損箇所は、メインシャフトの1stギヤ、4thギヤと絡んで4速を動かす構造。 この1stギヤの破損はスポーツスターでは883、1200含めて比較的よく見受けるトラブルです。 純正部品で治すかSetで買えるAndrewsを使うか検討中。この部品をリプレイスする場合、HD純正部品と言えどもギヤ単体の仕上がり差が出る場所なので要注意な箇所。 オーナーさんへそんな情報も伝えてどの部品で修理を進めるか相談します。
ミッショントラブル時の心得は、ギヤ自体がヤバそうな感じのトラブルを起こした時に無理して自走をしてしまうと被害を広げる事があるので早々に諦めて、レッカー引取り依頼をして下さい。
音で表すと表題の 「カラカラカラカラ・・ガッシャ!・・・バキッ!! というトラブルです。
割れた破片がケースへ噛んでたら最悪ですからね。