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現行モデルの排ガス規制値と継続車検。

09年モデルのHDの継続車検で入庫いたしました。
ここで問題なのは・・・現行モデルでは必須項目となっている排気ガス検査です。今回、お預かりしました車両はご自分で社外マフラーを取付けし、それに伴いECMモジュールの変更もされておりましたので、まずは、純正マフラーに戻しECMはそのままで排ガス検査を社内テスターで行いました。
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こちらが排ガス測定器 ホリバ MEXA-324L にてプローブチェック
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平成19年排ガス規制のアイドリング規制値はCO 3.0% HC 1000ppm以下です(排ガス試験の規制値はアイドリング数値と異なります。)のでこの数値を下回ればOKなのですが、マフラーやECMモジュールが変更されている場合は簡単に規制値以下とはならない場合がほとんどです。その対応としては正しいECMの調整をする必要があります。

現行HDユーザーはマフラーを交換する事で継続車検を引き受けてもらえないで悩んでいるユーザーも多いと思います。交換=規制値が不可というケースがほとんどなので結果的にそう言った話が多くなる訳ですが、適正なマフラー(キャタライザー入りのマフラー)があり、かつECMの調整を正しく行えれば規制値以下の数字に調整する事が可能な組み合わせは多いと考えています。こういう言い回しをするのは、逆にどう頑張っても規制値までもっていけない様な排気効率のマフラーも販売されているという事なのですが、モジュールからエキパイまですべて純正に戻さなければ継続出来ないと悩んでいるユーザーはまずは相談してみてください。簡単なプローブチェックで大方状態と対策は想定できます。後々を考えると純正マフラーを保持する事は選択肢が広がりますので重要ですよ。

備考: 検査費用 プローブチェック 3150円

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後はライトテスターに保安部品のチェックや各部を確認後、陸運局にて継続検査となります。

※マフラー交換でもうひとつ問題となる近接排気音量規制のお話はまた機会がれば。

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POWER VISION (パワービジョン取り付け)

エキゾーストエンドにはKERKERのフィッシュテールマフラー。 エキパイ部も独立タイプへ換装。 構造的には純正のエキパイに比べバイパスの有無が少しは影響する事が予想されますが、今回併せて取り付けするパワービジョンにてできる限り適正なMAPを造ってゆきます。

にしても・・・この猛暑の中、ダイノルームの室温は40℃近くになっておりますので暑さとの戦いです。

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